中高年からの健康管理
巷間で語られている健康の話 
           ウソ・ホント
酒の飲み過ぎはボケるもと?
ホント
酒の飲み過ぎは、食道等のガンや肝臓障害のリスクを増大さ

せるだけでなく、ボケるリスクも大きくする。
 年をとると、記憶力が弱り、忘れやすくなるなど、少し

ずつ、いわゆるボケてくるのは、当たり前。脳の神経が死

んで行き、脳の組織が少なくなると、萎縮が起きるが、お

酒を大量に飲み続けると、脳の縮みが年齢に比べてより進

むとの研究結果がアメリカ、そして、日本でも発表されて

いる。

アメリカの研究は、ウェルズリー大学を中心としたチー

ムが実施。平均年齢60歳の男女1839人を飲酒量別に

5グループに分けて、MRI(磁気共鳴画像装置)で脳容

量を測定。最も飲酒量の多いグループが萎縮の率が高く、

飲まないグループが一番低い率であったと2008年に発

表。

 日本のは10年ほど前にされた千葉大学の報告である。

脳の萎縮の特徴といわれる前頭葉の隙間を計った結果、日

本酒なら1日2合以上飲むグループが38.2%の萎縮発

現率を示したのに比べ、それ以下の飲酒グループは13ポ

イント以上低かったという。

 ようするに、飲み過ぎは痴呆になる危険性が高くなると

いうことである。

   参考資料2012年3月11日(日)日本経済新聞

 ただし少量の赤ワインなどのアルコール類を飲むことは

痴呆になりにくいという調査結果をオランダの研究者グル

ープが発表しており、大量飲酒をせず、たしなむ程度の飲

酒は逆に良いようである。                                          
                                                  

   
酒の飲み過ぎはボケるもと?
健康の話 ウソ・ホント
お酒の話
 健康に関する話は巷(ちまた)に溢れているが、どの話を信じたら良いのか、玉石混合、信じきれないところがある。そこで、私なりに色々調べ、間違いがないと思われる情報をセレクト。その健康の話がウソかホントかという形でお伝えしていくべく、このページを立ち上げてみた。お酒にまつわる話も玉石混合そのもの。ここではお酒と痴呆に関する話を取り上げていく。
お酒のトップページに戻る
少量の酒も血液ドロドロに?→ウソ
酒は百薬の長?→ホント
飲み過ぎはボケるもと?→ホント
お酒の話
健康の話ウソ・ホント
ウソ・ホント MENU
酒少量も休肝日3日以上?→ウソ
=免責事項=
ビタミンの話
体重の話
睡眠の話
ビタミンEは取れば取るほど良い?→ウソ
太めの人の方が長生き?→ホント
健康の話ウソ・ホント
健康の話ウソ・ホント
健康の話ウソ・ホント
高イビキは熟睡の証拠?→ウソ
睡眠は長いほど良い?→ウソ
タバコの話
軽い煙草なら肺ガンリスクは減る?→ウソ
健康の話ウソ・ホント
最 終 更 新
'13年2月23日
コレステロール値は低いほど良い?→ウソ
新規UP
健康の話ウソ・ホント
コレステロールの話
コレステロール値は低いほど良い?→ウソ
ウソ・ホント MENU
inserted by FC2 system