中高年からの健康管理
巷間で語られている健康の話
ウソ・ホント
酒は百薬の長?
ホント
酒は健康に悪いと言われるが、一方、昔から言われている諺
(ことわざ)に「酒は百薬の長」があり、ホントはどうなの?
もちろん、薬だからどれだけ飲んでも、良いなどという
ことはない。どんな薬も適量を守らないと、毒になる。酒
も同じ。
どんな統計を見ても大酒は死亡率を高め、早死にの原因
の一つになっている。
ところが、ちょっとビックリすることに、酒をぜんぜん
飲まない人たちより、少量、たしなむ程度に飲む人たちの
方が、寿命が長いという統計的なデータがあり、どうも少
量のお酒は長寿に繋がる力を秘めているようである。
健康の話 ウソ・ホント
酒の飲み過ぎはボケるもと?
ホント
酒の飲み過ぎは、食道等のガンや肝臓障害のリスクを増大さ
せるだけでなく、ボケるリスクも大きくする。
年をとると、記憶力が弱り、忘れやすくなるなど、少し
ずつ、いわゆるボケてくるのは、当たり前。脳の神経が死
んで行き、脳の組織が少なくなると、萎縮が起きるが、お
酒を大量に飲み続けると、脳の縮みが年齢に比べてより進
むとの研究結果がアメリカ、そして、日本でも発表されて
いる。
お酒の話
少量の酒も血液をドロドロに?
ウ ソ
お酒の飲みすぎは動脈硬化のもと。少量のお酒といえども、
血液をドロドロにする。
お酒の飲みすぎはドロドロ血液の元凶に挙げられるが、
ちょっと信じがたいことに、少々のお酒は真逆の結果を生
むようで、ビール大ビン1本程度までなら血液をサラサラ
にするという。
健康に関する話は巷(ちまた)に溢れているが、どの話を信じたら良いのか、玉石混合、信じきれないところがある。そこで、私なりに色々調べ、間違いがないと思われる情報をセレクト。その健康の話がウソかホントかという形でお伝えしていくべく、このページを立ち上げてみた。お酒にまつわる話も玉石混合そのもの。ここではお酒の話を取り上げていく。
ウ ソ
休肝日を3日以上設けないと、1日1合程度でも死亡リスク
増。休刊日2日以下の人は1・8倍になる。
“休肝日ないと死亡リスク増。週に3日以上酒を飲まな
い休肝日を設けている人に比べて2日以下の人は死亡リス
ク1・8倍”と、ちょっとセンセイショナルに伝えられた
のが、厚労省研究班の飲酒習慣と、病気や事故を含むすべ
ての死亡との関係を調べた疫学調査結果。1990年から
2003年まで全国8地域で40−69歳の男性約4万2
000人を追跡調査したもので、この「1・8倍」の数字
だけが一人歩きした結果、少量の酒も3日は休肝日を設け
なければならないとの説が蔓延しているようである。
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最 終 更 新
'13年2月23日
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